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墓じまい業者の見積もりチェックリスト|契約前に必ず確認すべき項目

墓じまい業者の見積書のチェックポイントアイキャッチ

墓じまい業者が関わるトラブルの多くは、契約前に見積書をよく確認すると防げます。
しかし実際は、総額だけをチェックして契約する方が少なくありません。
主な理由として以下の点が挙げられます。

見積内容を理解せず契約する理由
  • 墓じまいの知識と経験が不足している
  • 専門用語が並ぶためどこを見ればよいかわからない
  • 墓じまい業者により記載方法や記載内容が異なる

トラブルを避けるため、複数の墓じまい業者から見積もりをとって内容を比較することが重要です。
本記事では、契約前に確認したい見積書のポイントを紹介します。
この記事を参考にすれば、提出された見積書を見て契約の可否を判断できるようになるはずです。

渡来あお
渡来あお

ファイナンシャルプランナーの視点から、費用についての注意点をお伝えします。
見積書の内容によっては、想定外の追加費用を請求されることや墓じまいに必要な作業が含まれていないことがあります。
本記事で紹介するポイントを確認してから契約しましょう。

墓じまいの見積書を確認するべき理由

見積書のチェックを怠ると、墓じまい業者との間で次のトラブルが起こりやすくなります。

トラブルの例
  • 工事後に追加費用を請求される
  • 認識の違いで必要なサービスを受けられない
  • 高額なキャンセル料を請求される

このようなトラブルを避けるため、見積書のチェックが必要です。

見積書は、墓じまいの総額だけを確認する書類ではありません。

墓じまいにかかる費用は、次の条件などで変動します。

費用に影響を与える要素
  • 現場の状態
  • 作業の範囲
  • 墓地管理者の方針

たとえば、墓じまい業者が現地の状態を誤認していると追加費用がかかることがあります。
見積内容を確認して、双方の認識をすり合わせておくことが大切です。

墓じまい見積書チェックリスト【基本編】

見積書の記載内容は、墓じまい業者で異なります。
ここでは、必ず確認しておきたい基本的なポイントを紹介します。

墓地の所在地・区画・面積が明記されているか

墓石の解体・撤去費用は、原則として次の計算式で算出します。

解体・撤去費用=墓地の面積×単価

単価の目安は1㎡当たり5~20万円です(※実際の単価は業者により異なります)。
また、立地によっては、人力での作業や鉄板敷設が発生して追加費用がかかります。
見積金額を正しく算出するため、所在地・区画・面積に誤りがないか確かめておくことが重要です。

墓石撤去工事の内容が明確か

一般的な墓じまい業者が行う墓石撤去工事の内容は次の通りです。

墓石撤去工事の内容
  • 墓石本体の解体と撤去
  • 基礎コンクリートの解体と撤去
  • 玉垣の解体と撤去
  • 区画の更地化
  • 遺骨の取り出し
  • 解体した墓石などの処分

実際の作業内容は墓じまい業者で大きく異なります。
一部の作業が含まれておらず、追加費用を請求されることもあります。
見積もりの段階で詳細を確かめておくことが重要です。

遺骨の取り出し・運搬費用が含まれているか

遺骨の取り出しや運搬は、原則として墓石を解体・撤去する墓じまい業者が行います。
ただし、具体的な対応範囲は依頼先で異なります。
見積書に「別途対応」などと記載されている場合は、1体あたり3万円程度の追加費用がかかります(実際の金額は業者で異なります)。
墓じまいに不可欠なプロセスであるため、対応範囲を確認しておきましょう。

墓じまい見積書チェックリスト【費用・条件編】

続いて、費用に関するトラブルを避けるため、チェックしておきたい見積書のポイントを紹介します。

追加費用が発生する条件が明示されているか

墓じまいでは、次の追加費用が発生することがあります。

追加費用の例
  • 重機の回送費
  • 特別工事費(人力での作業、埋設物の撤去など)
  • 遠方への遺骨の移送
  • 閉眼供養のお布施

追加費用の発生条件が記載されていると、万が一に備えやすくなります。
記載がない場合は、契約前に発生条件を確認しておきましょう。

オプション費用がわかるようになっているか

墓じまい業者が行う作業は、標準作業とオプション作業に分かれます。
両者の線引きは依頼先で異なりますが、境界が明確になっていることが大切です。
不要なオプション作業が含まれていないことも、見積書で確かめておく必要があります。

墓地管理者に誰が対応するか

墓じまいでは、原則として寺院や霊園をはじめとする墓地管理者との連絡調整が必要になります。
具体例として、埋葬の事実を証明する書類の作成、離団、閉眼供養が挙げられます。
「墓地管理者との連絡調整を誰が行うか」も見積書で確認しておきたい点です。

墓じまい業者と契約する前に確認すべきポイント

見積書の内容に問題がなければ、墓じまい業者と契約を締結します。
契約前に確認しておきたいポイントは次の通りです。

契約前のチェックポイント
  • 契約書の有無
  • キャンセル料
  • 工事にかかる期間
  • 見積内容と契約内容が一致している

口頭契約で墓じまいを依頼することはおすすめできません。
トラブルへの対応が難しくなります。
面倒でも契約書を作成するようにしましょう。

墓じまいの見積もりは複数の業者からとることが大切

ここまで、墓じまいの見積書のチェックポイントを紹介しました。
トラブルを避けたい場合は、複数の業者から見積もりをとることも大切です。
1社からとって即決すると、次のデメリットが発生します。

デメリット
  • 相場を把握できない
  • 業者による作業範囲の違いがわからない

料金や作業内容が妥当か評価できません。
複数の見積もりを比較することで「割高・割安」「業者の信頼性」などを判断できるようになります。

同条件で墓じまいの見積もりをとることが失敗回避の方法

ただし、複数の墓じまい業者から見積もりを依頼すると手間と時間がかかります。
また、依頼のたびに条件の伝え方が変わると適切に比較できません。
これらの問題点にまとめて対処したい場合は、墓じまい業者一括見積もりを利用するとよいでしょう。
Webサイトのフォーマットに、簡単な情報を入力するだけで、複数の業者へ同じ条件で見積もりを依頼できます。
誰でも無料で利用できる点も魅力です。
墓じまい業者一括見積もりサービスは、以下のページで詳しく紹介しています。

プロフィール
この記事を書いた人
渡来あお

監修・執筆:墓じまいの学校編集部:渡来あお
保有資格:社会福祉士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2000年代に社会福祉士を取得してから、医療機関などで高齢者やその家族の相談に応じる。墓じまい、改葬もテーマの一つ。

お金の問題で悩むクライアントが多かっため、2級ファイナンシャルプランニング技能士も取得。現在は、福祉に加えお金の相談にも応じられる。

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに当サイトを開設。高齢者とその家族を支援した経験、お金に関する専門的な知識を活かし、誰もが納得できる墓じまいを行えるように情報発信を心がけている。

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