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墓じまいのお金がない…。そんな時に検討したい費用を抑える5つの方法

墓じまいにかかる費用を抑える方法のアイキャッチ

「もう墓守はできないけど、墓じまいにかかるお金もない」などと悩んでいませんか。
株式会社鎌倉新書が実施した調査によると、墓じまいにかかる費用の目安は31~70万円程度です。
ただし、実際は100万円を超えている方も少なくありません。
一方で、30万円以下に抑えている方も16.0%存在します。

出典:鎌倉新書「改葬・墓じまいに関する実態調査(2024年)

かかる費用が心配で、墓じまいを先送りにしている方は多いでしょう。
この記事では、墓じまいにかかる費用の内訳とお金がないと感じる原因を解説するとともに、費用を抑える5つの方法を紹介しています。

渡来あお
渡来あお

社会福祉士として墓じまいの相談にのった経験とファイナンシャルプランナーの知識を活用して執筆しています。

「お金がないから無理」と諦める前に、できることを一緒に探してみませんか?

墓じまいの費用を抑える方法

墓じまいの費用は、一括見積もりを利用すると抑えられます。一括見積もりは簡単な情報を入力するだけで複数の石材店から見積もりをとれるサービスです。気になる方は、以下のボタンからご利用ください。

なぜ「お金がない」と感じる?墓じまいの費用の全体像

「墓じまいをしたいのにお金がない」と感じる理由のひとつは以下のとおりです。

何にいくらかかるかわからない

「総額でいくらかかるか」「どこにいくら支払うか」などがわからないため、不安が先立って「お金がない」と感じてしまうのです。
墓じまいの費用は、1カ所にまとめて支払うものではありません。
遺骨の取り出し、墓石の解体、新しい埋葬など、各プロセスで費用がかかります。
菩提寺の有無、墓地の環境、墓石の状態などの条件で、費用が大きく変動する点もポイントです。
具体的に、何にいくらくらいの費用がかかるのでしょうか。
墓じまいにかかる費用の内訳を紹介します。

墓じまい費用の内訳とは?

墓じまいの費用の内訳は以下のとおりです。

項目内容費用の相場
① 墓石の撤去墓の解体・撤去5~20万円/㎡
② 区画の整備区画を更地に戻す5~20万円/㎡
③離檀料(お布施)離檀するお寺に支払うお布施5~20万円(※高額請求の事例あり)
④ 閉眼供養僧侶の読経で墓から魂を抜く3~5万円
⑤ 改葬許可申請書の取得・提出役所への手続き0~1万円程度
⑥ 遺骨の移送・新たな納骨樹木葬・海洋散骨など1~100万円

新しい「墓」へ引っ越す場合は次の費用もかかります(「改葬にかかる費用」をクリックまたはタップすると詳細が表示されます)。

項目内容費用の相場
①開眼供養僧侶の読経で墓に魂を入れる3~5万円
②新しい墓の墓石代墓石を新しくする場合100~200万円(古い墓を移送する場合は20~60万円)
③工事費用基礎工事+据付工事10~30万円
④新しい墓の永代使用料区画の使用権を得るための料金50万円
⑤納骨費用遺骨を納める費用3万円/1体

墓じまいにかかる費用の目安は、以下の記事で詳しく解説しています。

鎌倉新書が実施した調査によると、墓じまいにかかる費用の目安は31~70万円(全体の24.2%)です。
ただし、151万円以上の方が15.2%、30万円以下の方が16.0%いることからわかるとおり、実際の金額はケースで大きく異なります。

出典:鎌倉新書「改葬・墓じまいに関する実態調査(2024年)

相場だけで判断せず、自分で行動して見積もりを取ることが大切です。

墓じまいを先送りするリスクは、次の記事で解説しています。

「お金がない」と感じる状況を分類

「墓じまいをしたいけど、お金がない」
この悩みは、人によって背景が異なります。
ここでは、実際によくある「お金がない状況」を整理し、それぞれに合った解決策を見つけるヒントを紹介します。

一括払いが難しい

よくある悩みのひとつが「まとまった費用を一度に払えない」です。
たとえば、墓じまいに40万円かかるとわかっているものの、その金額を一度に支払えないため悩んでいるケースなどが該当します。
このようなケースでは、以下の工夫が有効です。

ケース別解決策のヒント
  • 墓じまいを段階的に進める(墓の撤去と次の埋葬の時期をずらす)
  • 分割払いに対応している業者を選ぶ
  • 親族と費用の分担について話し合う

絶対に一括で支払わなければならないわけではありません。
墓じまいを段階的に進めて費用が発生するタイミングを分散させたり、業者を選んで分割払いにしたりすることもできます。

渡来あお
渡来あお

ファイナンシャルプランナーとしてのアドバイスです。
分割払いを選択するときは、手数料の有無と支払総額を確認してくださいね。

預貯金が少ない

自由に使えるお金が少ないこともあります。
典型的な例は、預貯金が少ないケースです。
「墓じまい=高額」と考えず、できることから始めてみるとよいかもしれません。
解決策を見つけるヒントは次のとおりです。

ケース別解決策のヒント
  • 補助金、助成金など自治体の制度を探してみる
  • 菩提寺がある場合は住職に相談する
  • 安価で利用できる埋葬方法を探す

情報収集をおこなえば、費用を抑えられるはずです。

他の支出(介護・医療費など)が優先

一定の資金力はあるものの、墓じまいにお金を使う余裕はないと感じている方もいるでしょう。
たとえば、以下のケースなどが考えられます。

60代・女性
60代・女性

将来の医療費や介護費を考えると、まとまった出費に不安を感じます

解決策を見つけるヒントは以下のとおりです。

ケース別解決策のヒント
  • 親族と役割・費用の分担を話し合う
  • 見積もり・資料請求を済ませて実際にかかる費用を確認する
  • 生前整理の一環として墓じまいを家族に引き継いでおく

今すぐお金をかけない取り組みが効果的です。
精神的・金銭的な負担が少ないため、意思決定をスムーズに行える可能性があります。

墓じまいの「お金がない」ときに検討したい5つの対処法

まとまったお金がなくても、工夫次第で墓じまいは行えます。
社会福祉士として相談を受けた際も、さまざまな方法を検討しました。
ここでは、実際に多くの方が取り入れている、経済的負担を軽くするための5つの対処法をご紹介します。

対処法① 墓じまい費用を分割払いにする

最近では、墓じまいの費用を分割払いやローンで支払える事業者が増えてきました。
毎月1~2万円程度であれば、やりくりできそうと感じる方がいるでしょう。
以下のケースなどで有効な対策になりうる可能性があります。

分割払いが効果的なケース
  • 年金暮らしでまとまった支出が難しい
  • 医療費、介護費などまとまった費用を支払う予定がある
  • 親族で費用を分担するが、一時的に立て替えが必要

ポイントは、見積もりの段階で分割払いに対応しているか確認することです。
融通が利く石材店などであれば、対応するプランを提案してくれることがあります。
墓じまいの一括見積もりサービスを利用すると、分割払いの可否を簡単に確認できます。

対処法② 定額の僧侶派遣サービスを活用

墓石から魂を抜く閉眼供養には、原則として3~5万円程度のお布施が必要です。
金銭的に厳しい方やお布施の金額で悩む方は、僧侶派遣サービスを利用するとよいかもしれません。
各宗派の僧侶を全国一律の料金で手配してくれます。
総額を抑えやすい「閉眼供養」と「納骨先の紹介」がセットになったプランもあります(事業者により異なる)。

明朗会計を採用しているため、費用を把握しやすいでしょう。
菩提寺がない方や菩提寺が遠い方、お付き合いのあるお寺がない方にとって、心強いサービスです。
ただし、菩提寺がある場合は、事前に許可を取る必要があります。

対処法③ 補助金・助成金を活用する

一部の自治体は、墓じまいや改葬の費用を負担する制度を設けています。
「お金がないため墓じまいができない」と感じている方の助けになりえます。
参考に、補助金・助成金の例を紹介します。

制度(地域)対象助成額
施設変更制度(東京都)都立霊園の使用者でお墓の承継者がいない方東京都の合葬式墓地に改葬すると、使用料・年間管理料が不要
墓石撤去費等助成制度(浦和市)墓地公園の通常墓所または小型墓所の使用許可を受けている方・区画の原状回復に要した費用を補助(上限15万円)
原状回復費用の助成(市川市)市川市霊園を利用している方墓地を返還する場合に、原状回復費用の全部または一部を負担
公園墓地還付金(泉大津市)公園墓地を使用開始から30年以内に返還する方還付率に応じた還付金を返還

自治体が運営している墓地を早期に返還した方を対象に、還付金を支払っているケース(厳密には補助金・助成金ではありません)が多いでしょう。
具体的な制度は、自治体や時期で異なるため個別に確認することが重要です。
墓じまいに活用できる補助金制度は、次の記事でさらに詳しく紹介しています。

渡来あお
渡来あお

さまざまな制度を調べることが多い社会福祉士としてのアドバイスです。
補助金や助成金を活用したい場合は、墓がある自治体の窓口に問い合わせたり、「市町村名+墓じまい+補助金」「市町村名+改葬+助成金」などのキーワードで検索したりすると該当する制度を見つけられることがあります。

対処法④ 見積もりで適正価格を把握する

墓じまいにかかる費用は、依頼先で大きく異なります。
たとえば、同じ墓石の撤去、区画の整地でも次のような違いが生じることもあります。

墓じまい内容A社B社C社
墓石撤去費15万円20万円10万円
車両費・整地費0円15万円10万円
合計15万円35万円20万円

複数の事業者から見積もりを取らずに契約すると、相場より高い金額を支払ってしまうリスクがあります。
費用を抑えたい方は、相見積もりをとってから依頼先を選択しましょう。
おすすめのサービスとして、簡単な入力作業で複数の石材店から見積もりを取れる一括見積もりサービスがあげられます。
費用や工事内容の比較を簡単に行えるため、手間をかけずに納得できる石材店を選びやすくなります。
各社の見積もりを材料に、値下げ交渉を行える点も魅力です。

以下の記事で、主な一括見積もりサービスを徹底比較しています。興味がある方は、参考にしてください。

渡来あお
渡来あお

ファイナンシャルプランナーとしてのアドバイスです。
見積もり金額だけで石材店を比較しないことが大切です。
事業者により、見積もり金額に含む工事内容は異なります。
内訳を確認してから依頼しましょう。

対処法⑤ 低コストな埋葬方法を検討する

墓じまい後の埋葬方法を選択することでも費用を抑えられる可能性があります。
改葬(墓から新しい墓への引っ越し)の場合は、新しい墓の費用として100~200万円程度かかります。
金銭的な負担が気になる方は、次の埋葬方法を選ぶとよいかもしれません。

方法概要相場
樹木葬樹木や草花を墓標に利用5~80万円
海洋散骨粉末状にした遺骨を海に撒く5~30万円
納骨堂屋内施設で遺骨を安置する10〜100万円
手元供養ミニ骨壺などに遺骨を入れて自宅で管理1~50万円
永代供養墓墓と永代供養がセットになっている3万円~

お墓を建てないため、その後の管理が不要になる点も魅力です。

渡来あお
渡来あお

意思決定を支援する社会福祉士としてのアドバイスです。
それぞれの方法には、メリット・デメリットがあります。
ご自身、ご家族の価値観を明確にしたうえで、納得できる方法を選択してください。

墓じまい後に選択できる供養の方法は以下の記事で詳しく解説しています。

今すぐできる!墓じまいの費用を抑える工夫7選

続いて、比較的簡単に取り組める墓じまいの費用を抑える工夫を紹介します。

費用を抑える工夫節約のポイント
親族で費用を分担する見積書があると議論を進めやすくなります。のちのトラブルを防ぐため負担割合を記録しておきましょう。
菩提寺の住職に早めに相談する菩提寺がある場合は、原則として離檀料が発生します。金額に明確な基準はありません。早めに相談しておくと、不当な請求を避けやすくなります。
依頼内容を必要最小限に止める石材店へ依頼する内容を必要最小限にとどめると費用を抑えられます。予算を伝えて、工事内容を検討してもらうとよいかもしれません。

お金がないと感じている方は、これらの方法も検討してみてはいかがでしょうか。

親族間のトラブル、菩提寺とのトラブルを回避する方法は以下の記事で詳しく解説しています。

【チェックリスト】墓じまいの費用を抑えるための準備

墓じまいの費用を抑えたい方は、次のチェックリストを活用してください。

✅チェック項目内容・補足説明
□埋葬先の候補を選定した新しい埋葬先により費用は異なります。また、遺骨の行き先が決まっていないと、改葬許可申請ができません。
□最低2社以上から見積もりをとった相場を把握するため、安い石材店を見つけるため必要です。できれば3社以上から見積もりを取りましょう。
□補助金・助成金の有無を確認した墓がある自治体の窓口に問い合わせるなどして、有無を確認しましょう。事前申請が必要になることもあるため、手続きも確かめておくことが重要です。
□家族・親族への相談を済ませた独断で墓じまいを進めると、家族・親族間でトラブルになることがあります。また、費用の分担も相談しにくくなります。事前に、相談をしておきましょう。

お金がないからと焦らず、一歩ずつ確実に手続きを進めていくことが大切です。

墓じまいの流れを理解したい方は、以下の記事を参考にしてください。

よくある質問Q&A

「墓じまいをしたいけどお金がない」と悩んでいる方は少なくありません。
ここでは、お金に関連するよくある質問にお答えします。

Q
今すぐ墓じまいしたいけど、本当にお金が足りません。どうすればいいですか?
A

まずは、墓じまいの必要性を改めて考えてみてはいかがでしょうか?
お墓の継承者は、子どもだけに限りません。
法律上は、親族に加え知人でも継承者になりえます。
継承者の範囲を広げて、探してみるとよいかもしれません。

墓じまいが必要な場合は、予算を明らかにしたうえで、見積もりとって新しい埋葬方法を検討しましょう。
墓石ナビ を利用すると、無料で簡単に相見積もりを取れますよ。
何にいくらかかって、いくらくらい不足しているかがわかると対策をたてやすくなります。

たとえば、まとまったお金がない場合は分割払いに対応している石材店を選ぶ、遺骨の供養にお金をかけられない場合は手元供養や送骨を選ぶなどが考えられます。
あるいは、墓から必要な遺骨だけを取り出して(=分骨)手元供養することもできるでしょう。
比較的、安価に利用できるサービスは以下のとおりです。

安価で利用できる供養の方法

お金がなくても、工夫次第で墓じまいを行える可能性はあります。
諦めずに希望を実現できる方法を模索することが大切です。

まとめ|「お金がない」からといって諦める必要はありません

「お金がない」ことは、墓じまいで深刻な悩みになりえます。
ここまでの説明でわかるとおり、お金がなくても墓じまいを諦める必要はありません。
準備と工夫次第では、費用を抑えつつ行うことができます。

たとえば、分割払いに対応している石材店を選ぶとまとまった費用の負担を避けられます。
樹木葬、海洋散骨、手元供養などを選ぶと、かかる費用を抑えられるでしょう。
墓がある地域によっては、補助金や助成金を活用できることもあります。

取組の第一歩は、かかる費用を明らかにすることです。
石材店の一括見積もりや新しい埋葬先の資料請求を行ってみてはいかがでしょうか。
できることから一つずつ始めて見ることをおすすめします。

墓じまいの費用を抑える方法

墓じまいの費用は、一括見積もりを利用すると抑えられます。一括見積もりは簡単な情報を入力するだけで複数の石材店から見積もりをとれるサービスです。気になる方は、以下のボタンからご利用ください。

プロフィール
この記事を書いた人
渡来あお

監修・執筆:墓じまいの学校編集部:渡来あお
保有資格:社会福祉士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2000年代に社会福祉士を取得してから、医療機関などで高齢者やその家族の相談に応じる。墓じまい、改葬もテーマの一つ。

お金の問題で悩むクライアントが多かっため、2級ファイナンシャルプランニング技能士も取得。現在は、福祉に加えお金の相談にも応じられる。

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに当サイトを開設。高齢者とその家族を支援した経験、お金に関する専門的な知識を活かし、誰もが納得できる墓じまいを行えるように情報発信を心がけている。

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