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【最新2025年】東京都に墓じまいの補助金はある?制度の有無と費用を抑える方法を徹底解説

東京の墓じまいに活用できる補助金・助成金のアイキャッチ画像

東京都で墓じまいを検討している方の中には、補助金や助成金で費用を抑えたいと考えている方がいるはずです。
インターネットで検索すると、複数のサイトが東京都の補助金制度を紹介しています。
しかし実際に、東京都の公式サイトで調べるとそのような情報はヒットしません。
東京都に墓じまいの補助金制度や助成金制度はあるのでしょうか。
この記事では、筆者が担当者に電話で問い合わせて調べた結果を掲載するとともに、墓じまいの費用を抑える具体的な方法を紹介しています。
以下の情報を参考にすれば、墓じまいの費用をどのように節約すればよいかがわかります。
墓じまいをお得に進めたい方は、参考にしてください。

渡来あお
渡来あお

さまざまな制度に関わる社会福祉士としてのアドバイスです。
Webサイトに掲載されている情報の中には不正確なものもあります。
公式サイトなどで確認できないときは、担当者に問い合わせて確認することが大切です。
本記事では、私が問い合わせた結果を掲載しているので参考にしてください。

東京都の墓じまいで利用できる補助金・助成金制度

東京都の墓じまいに利用できる補助金・助成金制度として「施設変更制度」が挙げられます(※厳密には、補助金・助成金ではありません)。
詳細は以下の通りです。

項目詳細
対象都立霊園の使用者で墓の承継者がいない方
補助・助成の内容使用料・年間管理料が不要
補助・助成の条件使用している墓を返却して東京都の合祀墓へ改葬(※更地にかかる費用は使用者負担)。
出典:(pdf)公益財団法人東京都立公園協会「施設変更制度のご案内について

施設変更制度を利用すると、使用料・年間管理料と墓の管理が不要になります。
現在、墓に納骨している遺骨に加え、使用名義人とその配偶者(事実婚関係の方を含む)、パートナーシップ関係者(東京都パートナーシップ宣言制度に基づく)が亡くなった際も納骨できます。
年度により実施の有無、受入霊園、受付期間などは異なるため、詳しくは都立霊園でご確認ください。
他の地域で活用できる補助金・助成金は以下の記事で紹介しています。

東京都に墓じまいの補助金について電話で確認|原状回復義務免除制度は存在しない

東京都の墓じまいで利用できる補助金・助成金制度として、「原状回復義務免除制度」「原状回復義務の免除制度」を紹介しているメディアもあります。

東京都が管理する「都立霊園」では、「原状回復義務の免除制度」という補助制度があります。

墓じまいをする場合、墓石の撤去など墓地を更地に戻さねばなりませんが、都立霊園(青山霊園・谷中霊園・染井霊園・雑司ケ谷霊園)では、墓地区画を都に返還する際にこの墓石を撤去の原状回復義務を免責する制度があります。

引用:終活・お墓の相談所いのり「東京都の墓じまい平均費用・業者選びの手順・補助金の仕組み」

原状回復義務を免除されるため、お得な補助金・助成金制度といえそうです。
しかし、公式サイトを入念に調べましたが、該当する情報を見つけられませんでした。
管理者に電話で確認したところ「原状回復義務の免除制度」などに該当する補助金・助成金制度はないそうです。

原状回復を求められないのは特別の事情がある場合だけ

したがって、都立霊園で墓じまいをする場合は、原則として原状回復が必要です。
希望すれば誰でも申し込める補助金・助成金制度はありません。
ただし、特別の事情がある場合は、原状回復を求められないことがあります。
参考に、都立霊園条例第16条を紹介します。

第十六条 使用者は、埋蔵施設の全部若しくは一部又は長期収蔵施設若しくは短期収蔵施設を使用しなくなったとき(第二十条の二第一項の規定により合葬埋蔵施設又は樹木型合葬埋蔵施設への施設の変更をしたときを含む。)は、直ちに知事に届け出るとともに、当該施設を原状に回復しなければならない。ただし、知事が特別の事情があると認めるときは、原状に回復することを要しない。

引用元:東京都例規集データベース「都立霊園条例

ここでいう特別な事情は、生活保護の受給などと考えられます。
該当する事由については個別の確認が必要です。

渡来あお
渡来あお

公的な制度に関わることが多い社会福祉士としてのアドバイスです。費用を節約したいなどの理由で原状回復を免除されることはありません。いわゆる「原状回復義務の免除制度」の利用を前提として予算を組んでいる方は注意してください。一方で、特別な事情がある方は、原状回復を求められない可能性があります。

墓じまいで利用できる東京都の補助金・助成金制度が少ない理由

2025年時点で、東京都の墓じまいに利用できる補助金・助成金制度は「施設変更制度」のみです。
現時点では、墓じまいに利用できる制度は少なく、対象者も限定的です。
主な理由は、継承者不在や家族構成の変化など、個々の家庭の事情で墓じまいを行うためといえるでしょう。
返済不要の補助金や助成金には、一定の公共性が求められます。
したがって、個々の家庭の事情で行う墓じまいには適さないのです。

一方で、東京都の「施設変更制度」など、墓じまいを支援している制度もあります。
このような制度の主な目的は、無縁墓の予防や合葬墓の整備などです。
個々の家庭の支援ではなく、地域や共同墓地の環境維持を目的としています。
一定の公共性が認められる場合は、補助金・助成金制度を設けていることがあります。

東京都の補助金・助成金を活用せずに墓じまいの費用を抑える方法

補助金や助成金以外の方法でも、東京都の墓じまいにかかる費用を抑えられる可能性があります。
この方法であれば、都立霊園以外を利用している方も検討できます。
検討したい方法は次の通りです。

墓じまい一括見積もりサイトを活用

墓じまい一括見積もりサイトを利用すると、費用を大きく抑えられる可能性があります。
墓じまい一括見積もりサイトは、簡単な情報を入力するだけで、複数の石材店から無料で見積もりをとれるサービスです。
同じ条件で取得した見積もりを比較して、サービスの内容やかかる費用を比較できます。
したがって、手間をかけずにお得な石材店を見つけられます。

ちなみに、一般的な墓じまいでは次の費用などがかかります。

項目内容費用の相場
① 墓石の撤去墓の解体・撤去5~20万円/㎡
② 区画の整備区画を更地に戻す5~20万円/㎡
③ 閉眼供養僧侶の読経で墓から魂を抜く3~5万円
④ 遺骨の取り出し墓から遺骨を取り出す3万円/1体
⑤ 開眼供養僧侶の読経で墓に魂を入れる3~5万円
⑥ 離檀料(お布施)離檀するお寺に支払うお布施5~20万円(※高額請求の事例あり)
⑦ 改葬許可申請書の取得・提出役所への手続き0~1万円程度
⑧ 遺骨の移送・新たな納骨樹木葬・海洋散骨など1~200万円

①墓石の撤去、②区画の整備、④遺骨の取り出しは、原則として石材店が担当します。
高額な費用がかかるため、一括見積もりで10万円以上の差がでることも少なくありません。

墓じまい一括見積もりサイトは、累計2,000件以上の実績があり、審査に通った石材店のみを紹介している墓石ナビ がおすすめです。
ヒアリングを実施してから、3~5社の石材店を無料で紹介してくれます(申し込み時に電話番号の入力が必要です)。
専任スタッフがアフターフォローを実施している点もポイントです。

費用がかかりにくい新しい供養の方法を選ぶ

墓じまい後の供養の方法でも、かかる費用は異なります。
代表的な供養の方法と費用の目安は次の通りです。

項目費用の目安
新しい墓石代+使用権料100~200万円+50万円
納骨堂10~100万円
手元供養1~50万円
海洋散骨5~30万円
樹木葬5~80万円

新しい墓へ改葬すると、150万円~250万円程度かかります。
手元供養であれば1~50万円、海洋散骨であれば5~30万円しかかかりません。
毎年の維持費がかからない点も魅力です。
参考に、手元供養と海洋散骨の例を紹介します。
トータルでかかる費用を把握したい場合は、見積もりを依頼するとよいでしょう。
墓じまいにかかる費用の相場は以下の記事で解説しています。

海洋散骨が気になる方は、以下の比較記事をご覧ください。

できることを自分たちでする

できることを自分たちですることでも、墓じまいにかかる費用を抑えられます。
サービスの利用料を減らせるためです。
たとえば、改葬許可申請の代行を行政書士に依頼すると、4~7万円程度の費用がかかります。
自分たちで手続きを済ませれば、上記の費用はかかりません。
ただし、墓じまいの手続きには、一定の手間がかかります。
また、専門的な知識が必要になることもあります。
まずは、一括見積もりサイトで、サポートが充実している石材店を探して、墓じまいの進め方を相談するとよいでしょう。

墓じまいの費用を分割払いにする

墓じまいの費用を分割払いにすると、経済的な負担感を軽減できます。
費用の総額を抑えられるわけではありませんが、一度にまとまった金額を支払いたくない場合におすすめです。
ただし、利息が発生すると、支払総額は増加します。
メリット・デメリットを踏まえて検討を進めることが大切です。

分割払いにするコツは、見積もりの段階で対応している業者を見つけることです(すべての石材店が対応しているわけではありません)。
一括見積もりサイトで相談する際に、分割払いに対応している業者を探していると伝えると、簡単に見つけられる可能性があります。
この場合も他のサービスより登録業者が多く、個別のヒアリングを実施している墓石ナビ がおすすめです。

渡来あお
渡来あお

お金の専門家であるファイナンシャルプランナーとしてのアドバイスです。
一括見積もりサイトを利用すると、手間と時間だけでなくコストも削減できることがあります。
繰り返しになりますが、誰でも無料で利用できまます。
補助金や助成金を活用できないときに、利用を検討したいサービスです。

東京都で墓じまいを進める流れ

補助金・助成金を活用できなくても、墓じまいの費用は抑えられます。
具体的な手続きを始めたい方は、基本的な流れを確認しておきましょう。
墓じまいは以下のステップで構成されます。

墓じまいの基本的な流れ
  • ステップ1
    家族・親族との相談
  • ステップ2
    墓石撤去の依頼先と新しい埋葬先を決定
  • ステップ3
    墓じまいに必要な書類を確認
  • ステップ4
    改葬許可申請書を取得
  • ステップ5
    墓地管理者へ墓じまいを報告
  • ステップ6
    改葬許可証の取得
  • ステップ7
    閉眼供養・遺骨の取り出し
  • ステップ8
    墓石の撤去して区画の更地にする
  • ステップ9
    新しい埋葬先への納骨・供養

具体的な手続きや必要書類は、墓がある自治体により異なることがあります。
たとえば、港区では次の書類が必要です。

港区の必要書類
  • 改葬許可交付申請書(墓地の管理者の確認印が必要)
  • 新しい埋葬先の使用許可証もしくは契約書
  • 承諾書(墓地使用者と申請者が異なる場合)

出典:港区「改葬許可証の交付申請

詳しくは、墓がある地域の自治体でご確認ください。
墓じまいの流れは、以下の記事で詳しく解説しています。

補助金や助成金がなくても東京都の墓じまいにかかる費用は抑えられる

現時点で、墓じまいに活用できる東京都の補助金・助成金は「施設変更制度」だけです。
一定の条件を満たす都立霊園の使用者しか申請できません。
墓じまいの費用が気になる方にとっては厳しい状況といえるでしょう。
補助金や助成金を活用できない場合は、無料で複数の石材店から見積もりをとれる一括見積もりサイトを利用してみてはいかがでしょうか。
以下のケースのように、墓じまいにかかる費用は依頼する石材店で異なるため、節約につながる可能性があります。

墓じまい内容A社B社C社
墓石撤去費15万円20万円10万円
車両費・整地費0円15万円10万円
合計15万円35万円20万円

手元供養や海洋散骨など、コストを抑えやすい供養の方法を選ぶことも有効です。
これらの取り組みにより、数十万円単位で節約できることもあります。
まずは、複数の石材店から見積もりをとって、相談先を見つけてみてはいかがでしょうか。

プロフィール
この記事を書いた人
渡来あお

監修・執筆:墓じまいの学校編集部:渡来あお
保有資格:社会福祉士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2000年代に社会福祉士を取得してから、医療機関などで高齢者やその家族の相談に応じる。墓じまい、改葬もテーマの一つ。

お金の問題で悩むクライアントが多かっため、2級ファイナンシャルプランニング技能士も取得。現在は、福祉に加えお金の相談にも応じられる。

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに当サイトを開設。高齢者とその家族を支援した経験、お金に関する専門的な知識を活かし、誰もが納得できる墓じまいを行えるように情報発信を心がけている。

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