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墓じまいしないとどうなる?放置リスク・トラブル事例と“今すぐできる”対処法

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「管理が難しくなってきたけど、費用が心配だし墓じまいはまだ先でいいかな」などと考えていませんか。
複雑な手続きが多いうえ、関係者との調整も必要になるため、必要だと思っていても見送りたくなりますよね。
お気持ちは理解できますが、先延ばしを続けると親族や菩提寺とのトラブルに発展することがあるため注意が必要です。
この記事では「墓じまいをしないとどうなるか?」を解説するとともに、トラブルの事例や具体的な対策を紹介しています。
墓の管理でお困りの方は、参考にしてください。

渡来あお
渡来あお

社会福祉士、ファイナンシャルプランナーの渡来あおです。
墓じまいで後悔しない選択を一緒に考えていきましょう。

墓じまいは必要?判断に迷ったときのチェックポイント

「墓じまいをするか、しないか」で迷ったときは、まずご自身の状況を整理することが大切です。
以下のチェックリストで該当する項目が多い方は、墓じまいの必要性が高いと考えられます。

判断に迷ったときのチェックポイント
  • 墓が遠方にあるため管理が難しい
  • 墓の掃除、草刈り、法要などを担う人が減っている
  • 子どもや親族から「墓は継がない」などといわれた
  • 現実的に考えて墓を継ぐ人を見つけられない
  • 墓地の管理費等の支払いが負担になっている
  • 墓以外の供養の形(散骨、手元供養など)が気になっている
  • 将来的に無縁仏になることを心配している

該当する項目が多いほど、墓じまいの必要性は高いといえます。
「いますぐ決断する必要はない」という方も、情報収集を始めておけば検討を進めやすくなりますよ。
見積もりや資料請求など、無料でできることから始めてみてはいかがでしょうか。

渡来あお
渡来あお

お金の専門家であるファイナンシャルプランナーとしてのアドバイスです。
複数の石材店から見積もりをとると、費用を抑えやすくなります。
無駄がでにくい依頼先を見つけられるためです。
手間をかけたくない方には、簡単な情報を入力するだけで複数の石材店から見積もりをとれる墓石ナビ がおすすめですよ。

墓じまいをしないとどうなる?想定しておきたい3つのリスク

墓を放置していても、大きな問題は起きないと考えていませんか?
実際は、さまざまなトラブルに遭遇しやすくなります。
想定しておきたい3つのリスクは以下のとおりです。

想定しておきたい3つのリスク
  • 家族・親族との関係悪化
  • 墓地の管理者とトラブル
  • 無縁仏になって墓が撤去される

これらのリスクについて解説します。

リスク1|家族・親族との関係悪化が悪化する

墓じまいをしないと、いずれは子どもや親族が墓の管理者になります。
本人が希望していない場合は、次の問題などが起こりえます。

墓じまいをしないと起こる問題
  • 墓を誰が管理するかで争いになる
  • 墓参りや墓の管理が今よりも困難になる
  • 承継の意思がなくても管理費の支払いを求められる

これらを心配する家族や親族と、墓じまいをめぐり喧嘩になることも考えられます。
家族や親族の気持ちをないがしろにしたり、適切なタイミングを逃したりすると、後味の悪い結果になることがあるため注意が必要です。

渡来あお
渡来あお

関係者間の調整をすることが多い社会福祉士としてのアドバイスです。
人間関係のトラブルを避けたい場合は、それとなく周囲の希望を聞いておく、ご自身の希望を伝えておくとよいかもしれません。
それぞれの立場で、心の準備をしやすくなります。

リスク2|墓地の管理者とトラブル

墓じまいをせずに墓を放置していると、墓地の管理者とトラブルになることも考えられます。
たとえば、管理者が決まっていないなどの理由で管理費を滞納すると、支払いを求められることもあるでしょう。
管理費の相場は、5,000~20,000円程度です。
ケースによっては、まとまった金額になることもあるでしょう。

また、一定期間にわたり支払いを怠ると、墓地の使用許可を取り消される恐れもあります。
ここでいう一定期間は、原則として3年以上です。
たとえば、東京都霊園は管理料を5年間納付しないときに、許可の取り消しを始めとする必要な措置を講じることができると条例定めています。

出典:東京都例規集データベース「東京都霊園条例

一定期間にわたり管理料を滞納すると、所定の手続きを経て先祖代々の墓は撤去されます。
埋葬されていた遺骨は、家族や親族の意向にかかわらず、合祀墓へ移されるため注意が必要です。
他の方と一緒に埋葬されるため、後から遺骨を取り出すことはできません。

リスク3|無縁仏になって墓が撤去される

墓を放置していると、先祖代々の墓が無縁仏(無縁墓)とみなされる恐れもあります。
無縁仏は「墓地、埋葬等に関する法律施行規則」で次のように定義されています。

第三条 死亡者の縁故者がない墳墓又は納骨堂(以下「無縁墳墓等」という。)

引用:e-GOV法令検索「墓地、埋葬等に関する法律施行規則

この場合も、墓の撤去および合祀墓への改葬(遺骨の移送)となる可能性があります。
基本的な手続きの流れは次のとおりです。

無縁仏が改葬されるまでの流れ
(出典:日進市「無縁化した墓地を改葬するとき」)
  • 手続き1
    墓石と縁故者の調査

  • 手続き2
    無縁仏の改葬公告を官報に掲載

    権利者に対して1年以内に申し出ることを公告

  • 手続き3
    当該墓地に立札を設置

    手続き2と同じ内容を記載した立札を当該墓地などの見やすい場所に1年間設置

先ほど説明したとおり、改葬後に故人の遺骨を取り出すことはできません。

渡来あお
渡来あお

意思決定を支援する社会福祉士としてのアドバイスです。
墓じまいをしないと、親族間でトラブルになったり、意図しない形で故人を埋葬することになったりする恐れがあります。
心配な方は、体が動く間に対策を立てておきましょう。

墓じまいをしないことで起きたトラブル事例

「必要に迫られてからでよいか…」などと考えているうちに、時間だけが経過して身動きをとれなくなることもあります。
墓じまいをしないことで起こったトラブル事例を紹介します。

ご先祖様の墓が兄弟の関係を悪化させる原因に

必要なタイミングで墓じまいをしなかったため、兄弟の関係が悪化した事例です。
仕事の都合で遠方に住んでいる兄のAさん、実家の近くに住んでいるものの仕事が忙しいBさんも、墓の管理は難しいと感じていました。
しかし、面倒だからという理由で墓じまいは行いませんでした。

時間が経過して、両親の体力が低下。
墓の管理をAさんとBさんで行うことになりました。
当初は、実家の近くに住んでいるBさんが行っていたものの、負担が集中したため不公平感を抱くようになりました。
墓の管理をきっかけに、仲がよかったAさんとBさんの関係は悪化してしまいました。

Bさん
Bさん

こんなことで争いになってしまい、ご先祖様や両親には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
長男が墓を管理するべきという気持ちが心のどこかにあるのだろうと思います。
トラブルになる前に、墓じまいをしておけばよかったと感じています。

自分で墓の管理を行えなくなった

子どもが独立してから1人暮らしをしていたCさんの事例です。
一人娘のDさんは、結婚してから遠方で暮らしていました。

将来を見据えてDさんから墓じまいを提案されていたものの「自分が生きているうちは問題ない」と考えていたCさんは話し合いに応じませんでした。
しかし、年齢を重ねてCさんの体力が低下。
自動車の運転も難しくなったため、1人では墓を管理できなくなりました。

とはいえ、娘のDさんも遠方に住んでいるため、墓の管理を定期的に行えるわけではありません。
最終的には、墓の管理で困ることになりました。
Cさん、Dさんとも、もう少し時間をかけて話し合うべきだったと考えています。

Dさん
Dさん

墓じまいを提案したときは、感情のもつれで話し合いになりませんでした。
母の気持ちをもう少し考えていれば、話し合いになったのかなと後悔しています。
年齢とともに母の体力、気力が低下して、一緒に考えることが難しくなったと感じています。
できるだけ母の希望に添えるように方向性を考えたいと思います。

割高な離檀料を請求された

継承した墓を放置していたEさんの事例です。
遠方に墓があったため、墓参りをすることも、管理料を支払うこともしていませんでした。
数年が経過したタイミングで、墓の管理者へ墓じまいを報告したところ、相場より割高な離檀料を請求されました。
理由は不明ですが、Eさんは支払いや管理を怠っていたため、心証を悪くしたのではと考えています。
現在でも、自身の対応を悔いているそうです。

Eさん
Eさん

いずれ墓じまいをするのであれば、事情を説明して、早めに行動しておけばよかったと感じています。
金銭的な面はもちろんですが、お世話になった菩提寺にも迷惑をかけてしまいました。

墓じまいの体験談は以下の記事でも紹介しています。

墓じまいは「費用的に難しい…」と感じている方におすすめの対策

墓じまいを先送りしたくなる理由のひとつに、金銭的な問題があげられます。
かかる費用の目安は31~70万円程度です。
ここからは「お金がない」と諦める前に知っておきたい対策を紹介します。

渡来あお
渡来あお

さまざまな相談を受ける社会福祉士としてのアドバイスです。
必要性があるにもかかわらず、墓じまいをしないでいると、感情的、金銭的、制度的なトラブルに遭遇する確率が高くなります。
時間の経過とともに選択肢が少なくなり、調整が難しくなる点もポイントです。
「何も起きていない今のうち」に、動き出すことも検討してくださいね。

墓じまいにかかる費用の相場は以下の記事で詳しく解説します。

相見積もりで適正価格の石材店を見つける

墓石の撤去や区画の整備にかかる費用は、依頼する石材店で異なります。
事業者により、料金に対する考え方が異なるためです。
したがって、複数の石材店から見積もりをとり、比較することが大切です。
この作業を行うことで、対象となる工事における相場を把握できるうえ、適正価格の石材店も見つけられます。
見積書のチェックポイントは以下のとおりです。

見積書のチェックポイント
  • 工事の内容別に金額が記載されているか
  • 総額でいくらかかるか明らかになっているか
  • 追加費用の有無は記載されているか

まずは、工事の内訳が示されていることを確認しましょう。
不明瞭な料金を排除するためです。
次に、総額が示されていること、追加工事の有無をチェックします。
これらに問題がなければ、安心して依頼できる石材店と考えられます。

見積もり依頼に手間をかけたくない方は、一括見積を利用してみてはいかがでしょうか。
簡単な情報を入力するだけで、複数の石材店から無料で見積もりをとれます。
興味のある方は墓石ナビ をご利用ください。

自治体の助成金・補助金制度を活用する

自治体の中には、墓じまいに活用できる助成金・補助金制度を設けているところがあります。
これらを活用することでも、かかる費用を抑えられます。
一例としてあげられるのが、浦安市が実施している「墓石撤去費等助成制度」です。
15万円を上限として、返還区画の原状回復に要した費用の一部を交付しています。
制度の有無、内容は自治体により異なるため、墓がある地域の自治体で確認することが大切です。
墓じまいに活用できる補助金は、以下の記事で詳しく解説しています。

渡来あお
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お金の専門家であるファイナンシャルプランナーとしてのアドバイスです。
残念ながら、すべての自治体が助成金・補助金制度を設けているわけではありません。
また、制度がある場合も、補助の対象や補助の上限額は自治体により異なります。
年度により、これらが変わることもあります。
自治体の窓口などで、利用できる制度を確認するようにしてくださいね。

コストがかかりにくい供養の方法を選択する

墓じまいでは、墓の解体・撤去後の供養の方法を考える必要があります。
主な選択肢は以下のとおりです。

供養の方法費用の目安概要
手元供養1~50万円小さな骨壺などに遺骨を入れて自宅で供養する方法
永代供養墓3~10万円(合祀墓)永続的に供養・管理を受けられる墓。管理費も不要
海洋散骨5~30万円粉末状にした遺骨を海に撒く方法
樹木葬5~80万円樹木を墓標とする方法
納骨堂10~100万円屋内で遺骨を供養する方法。ロッカー式と仏壇式にわかれる

費用を抑えたい場合は、手元供養や永代供養墓がおすすめです。
手元供養には手元供養用の小さなお墓KOBO、永代供養墓には遺骨相談.comなどがあります。
詳しい内容は、公式サイトでご確認ください。

渡来あお
渡来あお

ファイナンシャルプランナーとしてのアドバイスです。
何かとお金がかかる墓じまいですが、工夫すれば費用を抑えられますよ。
以上を参考にしつつ、ご家庭に合っている方法を選択してくださいね。

墓じまい後の納骨先は、以下の記事で詳しく解説しています。

「墓じまいをしたほうがいいかも」と思ったときのチェックリスト

「墓の管理が大変になってきた」「このまま放置していても大丈夫?」などと感じている方は、墓じまいのタイミングが訪れているかもしれません。
ここでは、墓じまいの基本的な流れと手続きを進める前にチェックしておきたいポイントを紹介します。

墓じまいの基本的な流れ
  • ステップ1
    家族・親族との相談
  • ステップ2
    墓石撤去の依頼先と新しい埋葬先を決定
  • ステップ3
    墓じまいに必要な書類を確認
  • ステップ4
    改葬許可申請書を取得
  • ステップ5
    墓地管理者へ墓じまいを報告
  • ステップ6
    改葬許可証の取得
  • ステップ7
    閉眼供養・遺骨の取り出し
  • ステップ8
    墓石を撤去して区画を更地にする
  • ステップ9
    新しい埋葬先への納骨・供養

これらの手続きを始める前にチェックしておきたいポイントは以下のとおりです。

チェック項目内容
墓地の所在地・管理者の情報改葬許可の申請で、墓地の管理者が発行する「埋葬(納骨)の事実を証明する書類」が必要になります。墓地の所在地・管理者の情報を確認しておきましょう。わからない場合は、契約書などを確認するとよいかもしれません。
改葬先の候補を検討しているか改葬許可を得るため、新しい納骨先が発行する受入証明書が原則として必要です。費用や管理の手間などを踏まえて、永代供養墓、海洋散骨、手元供養などの中から、ライフスタイルに合っているものを選びましょう。
家族・親族との合意があるか墓じまいは、一人で進められるものではありません。家族・親族間のトラブルを避けるため、早めに話し合って合意を得ておきましょう。可能であれば、メモなどに記録を残しておくと安心です。
見積もりを取ったか(最低2社以上)墓じまいの費用は石材店により大きく異なります。複数の業者から見積もりをとって、料金の妥当性や作業の内容を確かめておくことが重要です。一括見積サービスを活用すると手間を抑えられます。
助成制度や補助金の有無を確認したか一部の自治体は、墓じまいに活用できる助成金・補助金制度を用意しています。墓がある自治体で確認しておくことも大切です。

まずは、一括見積もりと資料請求(新しい納骨先)から始めるとよいかもしれません。
利用できる助成金・補助金制度を教えてもらえることがあるためです。
また、費用感がわかることで、家族や親族との話し合いも進めやすくなります。
これらが決まっていると、改葬許可申請もスムーズに行えます。
以上のリストをもとに、できることから一つずつ始めてみてはいかがでしょうか。

以下の記事では、主な一括見積もりサービスを徹底比較しています。

利用できる助成金、補助金を確認したい方は、以下の記事を参考にしてください。

まとめ|「墓じまいをしない」選択には“覚悟”が必要です

墓をそのままにしておく選択も間違いではありません。
ただし、必要性が認められる場合は注意が必要です。
「できないから」「やりたくないから」などの理由で放っておくと、いずれ大きな負担が発生するかもしれません。
「墓じまいをしない」という選択にも“覚悟”が必要です。
たとえば、墓じまいを見送ったせいで子どもに大きな負担がかかる、ご先祖様の墓が無縁仏になって撤去されることも考えられます。

幸いなことに、現在ではコストや手間を抑えつつ墓じまいを行うサービスが登場しています。
たとえば、お墓のミキワの墓じまいサービスであれば、行政手続きから墓石の処分、供養先の紹介までワンストップ、全国一律価格で対応してくれます。
まずは、資料請求をしてサービス内容を確かめると解決策を見つけられるかもしれません。

かかる費用を少しでも抑えたい方は墓石ナビ を利用して、複数の石材店から見積もりをとってみてはいかがでしょうか。
時間・手間・お金がかかる取り組みですが、諦めずにひとつずつできることから始めていくことが大切ですよ。

墓じまいの手間と費用を抑える方法

墓じまい代行サービスを利用すると、行政手続きから墓石の解体、新しい供養先の紹介まで受けられます。お墓のミキワであれば、料金は全国一律181,500円/㎡~です。

さまざまなサービスがセットになっているため、見積もりや申し込みをする前に無料資料請求をして「できること・できないこと」を確かめることが重要ですよ。気になる方は、以下のボタンから公式サイトへ移動して資料請求を行ってください。

プロフィール
この記事を書いた人
渡来あお

監修・執筆:墓じまいの学校編集部:渡来あお
保有資格:社会福祉士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2000年代に社会福祉士を取得してから、医療機関などで高齢者やその家族の相談に応じる。墓じまい、改葬もテーマの一つ。

お金の問題で悩むクライアントが多かっため、2級ファイナンシャルプランニング技能士も取得。現在は、福祉に加えお金の相談にも応じられる。

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに当サイトを開設。高齢者とその家族を支援した経験、お金に関する専門的な知識を活かし、誰もが納得できる墓じまいを行えるように情報発信を心がけている。

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